☆たまには少し難しい話もしてみましょう☆

さてさて、今日は聞くトレについて説明致しましょう!面談や体験会でもお話させていただいている部分もあるとはおもいますが、復習もかねてお話させていただきます。

私たちが新しい情報を得たりする場合は様々な感覚を総動員させていますが、「聞くこと」

がとても大きな位置を占めています。こどもたちに何かを学ばせたい時、こちらの意図を

くみとって欲しいとき「よく聞いて覚えておいてね」「しっかり聞いてね」「言われた通りにやってね」等等と言うと思います。ところが、聞きたい!覚えたい!という気持ちがあっても聞き分けられない、覚えられない、聞こえるものの中から何を、どの部分を覚えてよいか選べない、判断がつかないから人の話を聞くのは嫌だ等など発達にアンバランスがある

子どもがたくさんいます。情報を記憶にとどめて複数の活動を同時に行ったり、複数の刺激をまとめて捉えて考えたりするときに使われる能力を「ワーキングメモリー」と呼ばれています。例えば、お使いを頼んで「スーパーでキャベツを買って、あまったお金でお菓子を買っていいよ」と頼むといざスーパーに行くとお菓子だけを買ってくる。どうしてキャベツを買わないでお菓子だけかってくるの??と怒ってしまうかもしれません。それは裏に同時に物事を覚えられないまたは、自分の好きなお菓子を買っていいという部分しかおぼえていない。スーパーについたら忘れてしまった等いろんな要因が潜んでいるかもしれません。メモを渡してもメモをなくしてしまうかもしれません。お金を払って商品を持って帰ってこないといこともあるかもしれません。そういった時は、かわいい・かっこいい手帳に自分でメモをとる。または保護者が書いてあげる等をしてもいいかもしれません。怒る前にどうしてそうなったかを一緒に考え、一緒にどうしたらいいかを是非おこさんあるいは相談員にお話しください・・・・話が脱線してしまいましたwもどります。

そういった力を伸ばしてあげるのが聞くトレーニングになります。

どういったことをしていくかというと、5×5のマスにランダムにひらがなをや記号を書きます。それを読み手が右から4番目上から3番目のひらがなを下の答えの欄の右から2番目に書いてください。他に白紙の3×3のマスと複数の絵カードを用意します。冷たくて棒に刺さっているよく夏に食べるもののを右から三番目上から一番目においてください。後は、楽しめる

訓練として、職員の自己紹介をして、その後で好きなものはなにですか?とか好きな音楽はなんですか?等もトレーニングになります。集団遊びの伝言ゲームやフルーツバスケット等も遊びを通してのトレーニングとなります。トレーニングというと、固いイメージがあるかもしれませんが、ご家庭でいうと毎日今日は学校どうやった?と聞くこともとても大切です。そうすると、一生懸命こども達は思い出そうとすると思います。それだけでもトレーニングにつながります。わからない。忘れた。とすぐに答えてしまう場合もあるでしょう。

その時は、具体的に今日のお当番は誰やった?給食なんやった?休み時間何してたの?

だれかお休みいた?と話しかけてあげてください。何気ない会話でもこども達にとっては

とても大切な事です。さてさて、今日はこのくらいにしておきます。定期的に勉強みたいな回もいれていきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。

放課後等デイサービス京都カナガク

学習支援を目的とした放課後デイサービスです。コグトレを取り入れることで、学習や社会生活に必要な土台作りを大切にしています。本部は神奈川県にあり、通信制高校とも連携をし進学支援もおこなっております。 コグトレってなに?と気になる方もおられるとおもいます。体験会を随時実施しておりますし、ページの後ろに少し紹介文を掲載して おります。

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