教材選びの難しさ・・
今日は家でも工夫できる教材選びのポイントについて書きたいと思います。ほとんどの
小学校の宿題等(中学校は別です)はおよそ学級全体の8割のこどもができるような学習課題を先生が用意して提供しているのですが、2割の子たちは個別に対応されたりします。そうしないとクラス運営が難しくなるので・・
では、個別対応で障害のあるこどもにあったものを全て用意できるかというととても難しいです。支援学校や支援級なら複数担任なので時間も人も多いので対応もできるのですが、
通常では、一人で30人分を用意しないといけないので、限界があるのです。さらに
特にグレーゾーンと呼ばれるこどもたちの教材選択がとてもとても難しくなります。
なぜなら繰り返しすれば出来てしまったりするのです。
単元自体を理解するのでなく、視覚的に覚えてしまうのです。それを繰り返していくと、
学年が上がるごとに覚える量が増えるので、限界がくるのです。しかも、中学からは
授業で復習をしてくれる時間が極端に減るために、さらについていけなくなるのです。
小学校では勉強できていたけど、中学にあがるとついていけなくなるといった事につながり、勉強がわからなくなり、学校に行くのも楽しくなくなるといった負の連鎖にもつながります。では、教材を選ぶ事に一番重要なことは、何なのか・・一緒に勉強することなのです。同じテーブルで親が他の仕事をしていてもいいのですが、実際やっている姿をみることなんです。毎日が大変なら週末だけそれも大変なら答えは必ず丸付けは保護者がすることなんです。最近では学年が大きくなると子どもも嫌がったり、自分の部屋でやることも多い場合もあるでしょう。けれども、親が一緒にすることで「僕・私だけ勉強しなさいってことじゃないんだし」と納得もしてくれます。
そこで、どこでつまずいているかを把握するのです。そして本屋に行って教材が分からなければ、店員さんにきいてください。大きな本屋だと結構おしえてくれます。それでもだめなら今はインターネットという便利なものがあるので調べてもらってもいいですね。
ただ、大きな本屋だと実際にいろんな本が置いてあるのでとても参考になります。
図解で理解する方がいいのか、漫画みたいに話しかけてくるような本がいいのか、
物語みたいになっているほうがいいのか等など、そのこが好きなイラストが入っていたりするとやる気にもつながりますね。参考書には、使い方も書いてあるのでそこをしっかり保護者の方が読んで提供すると尚よいですね。
結局、こどもにどれだけ向き合うかという事になってしまうのですが・・
けど、毎日の宿題も追いつかい!!どうしたらいいの!!ってなる時は、学校の先生に相談しましょう!!この子がこういうとろこでわからなくなってるので特別な教材をしたいや
宿題をへらしてくれないか?等など結構柔軟に対応にしてくれますよ。相談って大事ですね。長くなりましたが、今日はこのくらいにしておきます。
実際にこの教材がいいです!!っていう事を書かないのは、こどもによって違うのです・・
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